インナーブランディングで企業価値向上の基盤を確立!「企業以上に企業を知る」伴走型支援

クライアント | 株式会社グリーンズ 様 |
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業界 | ホテル・宿泊業 |
支援内容 | 全社イベント企画・運営による統合型インナーブランディング支援 |
株式会社グリーンズ 様は、全国に118施設のホテルを展開する企業です。急速な店舗拡大を続けるなか、全社一丸となって目標やビジョンを達成するため、全社イベントの企画・運営をゴンドラにご相談いただきました。
半年間の準備期間を経て開催されたイベントは、参加者の9割が満足と回答する成功を収めました。今回は、「Greens Praise 賞賛から始めよう」をコンセプトに、プロジェクトを通じて「どのような課題を解決し」「どのような変化が生まれたのか」、ご担当者さまにお話を伺いました。
インタビュー
写真左から
経営企画室 市野様
湊屋様

全社イベントを開く必要性が高まった背景の社会的・組織的要因を教えてください。
市野様:
当社は、現在全国に118の施設を展開しておりまして、店舗数が100店舗を超えてどんどん拡大している状況です。
働く人の数が増えるなかで、全社一丸となって目標やビジョンを達成するには、会社方針に込められた思いをマネジメント層から直接伝えることが重要だと考えました。
そのため、店舗や部署を率いるリーダーに向けて、方針を語る場が必要だと感じ、この全社イベントの開催を決定いたしました。
今回の全社イベント企画をゴンドラに相談されたきっかけを教えてください。
市野様:
ゴンドラさんとは、弊社のホテルのイベントやSNSなどのマーケティングでお取り引きをしておりました。そこからご相談させていただきました。
他社も検討されるなかで、最終的にゴンドラを選んでいただいた決め手は何でしたか。

市野様:
明確なコンセプトにもとづいてイベント開催できるイメージが持てたからです。
コンペでは他社とも話をしましたが、ゴンドラさんは「企画書の作り込み」や「コンセプトの汲み取り」に長けていました。要望をふまえた熱意のある提案資料だったので、とても安心感がありました。
今回の目的が「中期経営計画を従業員一人ひとりに自分ごととして捉えてもらうこと」だと伝えたところ、企画書で「参加者の感情の変化」まで丁寧に設計してくださいました。
イベントを複数のフェーズに分けて、「ここではこういう感情にしたい」と踏み込んだ提案をしてくれた点がすごく印象に残っています。
湊屋様:
参加者の気持ちの変容まで言及していたのは、ゴンドラさんの企画書だけだったと記憶しています。
コンペの際に「こんなに打ち合わせを重ねてくれた会社はなかった」とおっしゃっていただきましたが、具体的にはどのような点が印象的でしたか?
市野様:
・要望をヒアリングしたうえでいろいろな案を提案してくれた点
・「心配事があれば何なりと」と言って下さった点
が印象的でした。他社さんは、見積もり・企画書の提出や打ち合わせ後のプッシュがなかったので。
その点、ゴンドラさんからのアプローチは、頻度も間隔もちょうどよかったです。
コンセプト「Greens Praise 賞賛から始めよう」はどのように生まれたのでしょうか。

市野様:
その年の経営方針「働く楽しさを実現する」を受けて、社内表彰で皆さんの取り組みを賞賛する場を作りたいと考えていたんです。そこで、ゴンドラさんに「賞賛や褒めることを通じて働く楽しさを実現していきたい」と相談したところ、仲間を認め合う風土として「Greens Praise」というワードをご提案いただいたんです。
これが、経営層に一発でハマりました。弊社はネーミングを大事にしているので、普段は長い時間をかけて議論することが多いのですが、今回については、社長も含めてすんなりと「いいじゃない」という形で決まったんです。
継続的なお付き合いで弊社の風土などを深く理解してくれていたこともあり、非常によい名前をご提案いただいたと思っています。
半年間の準備期間中、ゴンドラとの協働はスムーズに進みましたか。
市野様:
半年間という長いスケジュールだったのですが、その間は2週に1回ぐらいはミーティングをしていました。ミーティング以外にも、チャットツールを通じてLINE感覚で相談できていました。
非常に密に連携できていましたし、すぐにレスポンスが返ってきたところはとてもよかったです。
ー協働するなかで、難しかった点はありましたか。
市野様:
昨年、一昨年も同様の社内イベントを開催していましたが、そのときは10人程度の複数部署で編成したメンバーで進めていたんです。
しかし、今回対応できるメンバーは基本的に私たち2人だけでした。
社内の詳しい情報を持っているのは私たちだけですし、100%ゴンドラさんにお任せするわけにもいきません。「ここは私たちがやるのか」「お任せしていいのか」と、役割分担の判断がグレーな部分もありました。
結果的に大きな問題はありませんでしたが、社内に相談できるメンバーがいなかったのは大変でしたね。

湊屋様:
内製でやっていたときは、社内への連絡も外注先への連絡も、私たちが一手に担う必要があって、それが結構な負担になっていました。
今回は、外部業者への連絡についてはゴンドラさんに一任できました。窓口が一本化されたことで、むしろ負担は軽減されたと思っています。
イベント当日の手応えと参加者の反応はいかがでしたか。
市野様:
参加した皆さんは非常に盛り上がっていて、大変よかったです。
内製のときは注力できなかった映像や音響などの演出に関しても、満足のいくものにできました。レッドカーペットを敷いたり盛り上がる映像を流したりと、「働く楽しさ」や表彰式の華やかさを、希望どおり演出できたと思っています。
開催後のアンケートでは、
・イベントに満足している(参加者の9割以上)
・モチベーションが高まった(参加者の8割)
という回答をもらえました。
我々だけではなく、参加者した皆さんにとっても有意義な時間になったと考えています。
湊屋様:
写真撮影もお願いしていたのですが、自分たちで撮るよりもよいものになったと思います。
素敵なシーンがたくさんある会になりましたし、表彰された方がレッドカーペット歩くシーンなど、印象的な写真は社内報の記事にも活用しました。
市野様:
動画撮影もしたので、会社としてよいメモリーが残せたと思います。
コンセプトで掲げた「Greens Praise 賞賛から始めよう」という狙いどおりに、イベント後は仲間を賞賛する風土が根付き始めました。
今回のプロジェクトを通じて、ゴンドラの伴走型支援をどのようにご評価いただいていますか?

市野様:
寄り添って伴走してくださった点に関して、特に感謝しています。
映像制作や各協力会社との連携は、自社だけでは大変だったので、一任できて負担が軽減されました。社内のリソースを最小限に抑えつつ、全社規模のイベントを開催できた点が非常にありがたいですね。
今後、ゴンドラに期待することがあれば教えてください。
市野様:
現在、新規出店が加速し会社も成長していくなかで、今後はこのような全社集会もより規模が大きくなっていくと予想されます。
今後お願いしたいのは、①成長背景やニーズにマッチしたコンセプトのご提案と、②従業員増加に伴う一体感強化への提案です。
新店の開業セレモニーや、節目となる150店舗目・200店舗目といった記念の際、創業○周年などの機会も控えています。年々期待値が上がってくるものですから、これからも期待を超える提案をお願いしたいです。
湊屋様:
ゴンドラさんの強みは、各企業に寄り添った伴走型支援だと思います。
深いお付き合いのなかでより理解を深めていただきながら提案してもらえると、今後も信頼してお仕事をお任せできると考えております。
本日はどうもありがとうございました。

※本事例ページに記載された内容は初掲載当時のものです。
(2025年10月9日掲載)