【独自調査】出会うOOH、狙い撃ちのWeb広告!「広告へのストレス」を取り除く新時代の戦略

【独自調査】出会うOOH、狙い撃ちのWeb広告!「広告へのストレス」を取り除く新時代の戦略

「また同じ広告か…」
インターネットを閲覧しているときに、このように感じた経験はないでしょうか。

一般的に、ブランド認知・購買促進には「7回※1」の接触が必要といわれますが、ユーザーに心理的な負荷や広告への抵抗感を与えやすくなるWeb広告の平均表示回数はわずか「2.45回※2」です。つまり、むやみな広告の配信は逆効果になりかねないのです。

大切なのは、ただ回数を「稼ぐ」ことではなく、ターゲットの日常に自然と溶け込む形で、記憶に残る接触を積み重ねること。その手段として今注目されているのが、OOH(屋外広告)です。

通勤や買い物といった日常の動線上で自然と目に入るOOHは、広告への抵抗感を生みにくく、デジタルOOH(DOOH)の進化により効果検証も行いやすくなりつつあります。

株式会社ゴンドラは、20代〜50代の男女363名を対象に、消費者のOOH広告に対する印象と行動への影響を調査しました。Web広告を含めた広告施策の在り方を検討されている方は、ぜひ今後の戦略のヒントとしてお役立てください。

※1出典:セブンヒッツ理論
※2出典:Web担当者Forum|SNS広告、何回表示されるとうっとうしい? 「1回未満でも不快」が約3割【オノフ調べ】

半数以上が日常的にOOHと接触|「スキップされない」自然な出会いが強み

「屋外広告をどのくらいの頻度で目にしますか?」という質問に対し、「ほぼ毎日」または「週に数回」目にする人は38.8%、「月に数回」を含めると56.7%にのぼり、回答者の半数以上が日常的にOOH広告に接触していることがわかりました。

通勤や買い物といった生活動線に溶け込むOOHは、Web広告のように「アドブロック」や「スキップ」をされることがありません。日常行動の中で広告に触れるため、ユーザーに心理的な負荷をかけることなく接触回数を積み重ねることができるのです。

この“自然な接触”の積み重ねこそが、ブランドや商品に対する無意識下の認知向上に繋がる基盤になるといえます。

受動的な接触でも約3割が内容を記憶|「一瞬で惹きつける」クリエイティブがカギ

「屋外広告で見た内容を覚えていることはありますか?」という質問に対して、「よく覚えている」または「たまに覚えている」と回答した人は32.3%でした。

受動接触でも約3割が記憶

67.7%が「OOHの内容を覚えていない」と回答していることからも、すべてのOOH広告が記憶に残るわけではないことは事実です。しかし、ここで考えたいのは「どのような条件で広告に接触したか」です。

例えば、今日スマートフォンで見たリスティング広告やバナー広告のブランドや商品を、いくつ覚えているでしょうか。多くの人は、ひとつも思い出せないかもしれません。それは、Web広告はスキップや非表示が前提の環境にあり、ユーザーが意識的に「見ない」選択をできるメディアだからです。

一方、OOH広告は通勤や買い物といった移動中に、意識せずとも視界に入る「受動接触」のメディアです。見ようとしていない「受動接触」にもかかわらず約3割が内容を記憶しているという結果は、OOHの視認性の高さを裏付けるひとつのデータといえます。

記憶に残るOOHは「クリエイティブ」で決まる

OOHが記憶に残るかどうかを左右するのは、広告のクリエイティブです。伝えたいメッセージを絞り込み、短時間で印象に残るデザインを設計することが、OOH広告の効果を最大化するカギとなります。

例えば、以下のような工夫が記憶定着に効果的です。

  • 数秒で伝わるようにワンメッセージに絞る
  • 遠距離でも内容を理解できるビジュアル設計にする
  • ターゲットの生活動線に合わせて出す
  • 時間帯・天候に連動したDOOH演出にする
  • SNSでの拡散を意識したユニークな仕掛けを盛り込む

ただ情報を羅列するだけではなく、場所の特性やユーザーの文脈に寄り添って「いかに印象に残すか」まで計算することが、OOH活用時の重要なポイントです。

OOH広告は企業の信頼感・ブランド力の向上に貢献

「屋外広告に広告を出している企業やサービスに対して、どのような印象を持ちますか?」という質問(複数回答可)に対する回答結果は、上記のとおりでした。

マイナスな印象を抱く消費者も一定数いますが、ポジティブな印象を持つ回答が複数の選択肢にわたって広く分布している点が特徴的です。

審査基準の厳しい駅広告やデジタルサイネージ、また物理的な場所に掲出されているという特性が、消費者に「しっかりとした企業」という信頼感や安心感を与えていると考えられます。

OOH広告は、単なる認知獲得の手段にとどまらず、企業のブランドイメージ向上に貢献するメディアになり得ることが示唆されました。

OOHはWeb広告の約1.5倍「信頼できる」|公共性がもたらすブランド力

「同じ商品・サービスの広告を見た場合、どちらの媒体で見る方が「信頼できる」と感じますか?」という質問に対する回答結果は、上記のとおりでした。

最も多かった回答は「どちらも同じ」(54.2%)でしたが、注目すべきはOOHの方が「信頼できる」と回答した人(27.0%)が、Web広告(18.5%)の約1.5倍にのぼった点です。

厳しい媒体審査をクリアし、「現実の街中」という公共空間に物理的に存在することは、ユーザーに対する強力な権威付けとなります。Web広告がターゲティング精度に優れる一方で、OOHは「企業への信頼担保」として強く機能するメディアだといえます。

約7割が広告後にアクション|「指名検索」を押し上げるブースター効果

「屋外広告を見て実際に取った行動はありますか?」という質問(複数回答可)に対する回答では、「特になし」を回答した人(101名)を除くと、72.2%(202名)の人がOOH広告を見たあとに何らかの行動を起こしていることがわかりました。

「友人・家族に話題にした」(26.7%)や「スマホでブランド名・商品名を検索した」(22.3%)など、認知から購買に至るまでさまざまな行動変容が確認されています。

OOHがリアル空間で与えたインパクトは、デジタル上での「指名検索の増加(サーチリフト)」を促進する起点となり得るのです。

Web広告のCPA(顧客獲得単価)高騰やクリック率低下に悩む企業にとって、この「オフラインからオンラインへの送客効果」は非常に有効な手立てとなるでしょう。

株式会社ゴンドラ シニアコンサルタントによる総評

今回のアンケート結果を通して、Web広告でのアプローチに限界を感じているマーケティング担当者にとって、大きなヒントとなる事実が浮かび上がってきました。

激化するデジタルマーケティング市場において、多くの企業が直面しているのが「Web広告の飽和」です。

これからの時代は、単にWeb広告の予算を増やすのではなく、「Web広告の成果を最大化するためにOOHを戦略的に取り入れる」という視点の重要性が高まっていくでしょう。

OOHの「信頼×自然な接触」で「接触回数のジレンマ」を解消

OOHは移動という日常の行為中に、無意識のうちに目に入る広告です。Web広告のようにスキップや非表示の対象にならないため、ターゲットに広告への抵抗感を抱かれにくいという強力な特性があります。

リード文で触れた「接触回数のジレンマ」(認知に必要な7回に達する前にユーザーが広告への抵抗感を抱いて離脱するリスク)に対して、OOHは生活動線に溶け込んだ信頼感のある自然な接触でアプローチを補完できるメディアだといえます。

「検索」というデジタル行動への橋渡し

また、調査では22.3%の人がOOH広告を見たあとに「スマホでブランド名・商品名を検索した」と回答しています。このことから、物理的なインパクトで記憶に残った情報が、Webでの指名検索やクリック率を底上げする「ブースター」となっている実態が示唆されました。

実際に、OOHとWeb広告を組み合わせた施策で、指名検索キーワード数が233%増加した以下のような事例もあります。

Web広告の接触回数が「広告への抵抗感」に変わる前に、信頼性の高いOOHで接触機会を分散させること。それが、結果的にWeb施策全体の効率を引き上げ、嫌悪感を回避しながら認知を高める現実的な戦略だといえます。

クロスメディア戦略をお考えの企業へ

Web広告の成果をさらに高めるには、クロスメディア戦略の設計がカギを握ります。しかし、「メディアを横断した最適な予算配分がわからない」「Web担当とオフライン担当が分かれていて連携しづらい」とお悩みの企業も少なくありません。

株式会社ゴンドラでは、株式会社ジェイアール東日本企画が提供する日本最大級のOOH・DOOHマーケットプレイスデジタルOOH「MASTRUM(マストラム)」を活用したクロスメディア戦略の立案から実行・効果検証まで、ワンストップで支援しています。

予算全体を任せられるトータルプランニング力

ゴンドラでは、Web広告とデジタルOOHの予算を丸ごとお任せいただくことで、目標に応じた最適なメディア選定と配分設計を行います。「まずはWebで刈り取り、残った予算でOOH」といった場当たり的な手法ではなく、双方の知見を活かして単一媒体に偏らない強固な戦略を構築できる点が強みです。

戦略立案からクリエイティブ制作、配信、効果測定・改善まで専門チームが一貫して内製対応するので、スピードと品質を両立した運用を提供できます。

Web視点のノウハウを活かしたスピーディな効果検証

従来、「OOHは効果測定が難しい」とされていました。しかし、デジタルOOH(DOOH)の進化により、Google Analytics 4(以下、GA4)やGoogle Search Console(以下、サーチコンソール)などのデータと照らし合わせることで、OOHがデジタル上の行動にどう影響したかを検証できるようになっています。

ゴンドラならではの強みは、MASTRUM配信結果に加え、GA4やサーチコンソールを活用したWeb視点の効果検証です。

例えば、指名検索数の期間比較により「Web広告のみ」と「Web広告+MASTRUM」のサーチリフト効果を算出。投資対効果を可視化し、精度の高い改善提案につなげています。

デジタルOOHがWebへ与えた影響(サーチリフト)を定量化することで、改善施策の高度化と緻密な効果検証を実現しています。

DOOHの効果測定方法や配信事例については、以下の記事で詳しく解説しています。

デジタルOOHの進化により効果測定やROI算出も現実的になった今、Web広告×OOHのクロスメディア戦略は、現代マーケティングにおける有力な選択肢といえます。

「OOHに興味があるが、取り入れるべきか迷っている」
「自社にとって最適な予算配分が知りたい」
「目的・予算に適したPR戦略を知りたい」

このようなお悩みをお持ちの企業は、ぜひお気軽にご相談ください。

調査概要

調査実施会社:株式会社ゴンドラ
調査対象:20代〜50代の男女
回答者数:363名
調査期間:2026年2月3日
調査方法:インターネット調査
回答形式:複数回答可の質問の場合、各数値は回答者に占める割合

※本調査は2026年2月3日に実施完了されたものです。

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WRITING 執筆

藤原 洋平

藤原 洋平

Google、Yahoo! JAPANを中心としたリスティング広告、Facebook、instagram、X(旧Twitter)、LINEを中心としたSNS広告、アフィリエイト広告、インフルエンサーキャスティングなど、webマーケティング全般を手掛ける。
これまで数多くのセミナー・ウェビナーに登壇。書籍「BtoBマーケティングの基本 IT化のインパクトを理解する12 の視点」(日経BP)を執筆。

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