“高セキュリティ×高UX”を実現!SPIRAL®︎を活用した同意取得の仕組みづくり
| クライアント | 株式会社ファミリーネット・ジャパン 様 |
|---|---|
| 業界 | インターネットサービスプロバイダー事業、エネルギー事業 |
| 支援内容 | SPIRAL®︎を活用した同意取得フォーム開発 |
株式会社ファミリーネット・ジャパン 様は、インターネットサービスプロバイダー事業やエネルギー事業を展開する企業です。自社開発のスマートフォンアプリ「rimoco+」を通じて、マンション居住者向けに家電の遠隔操作サービスなどを提供しています。
今回のプロジェクトでは、「rimoco+」のユーザーからスマートメーターの電力データ利用に関する同意を取得するためのフォームを、SPIRAL®︎を活用して構築。
セキュリティと使いやすさを両立した同意取得の仕組みづくりについて、ご担当者様にお話を伺いました。
インタビュー
株式会社ファミリーネット・ジャパン
写真左から
Life Solution戦略室 町田様
Life Solution戦略室 主任 杉田様

ゴンドラとのお取引が始まったきっかけと、今回のプロジェクト概要・課題を教えてください。
杉田 様:
もともとゴンドラさんとは、お取引先企業様向けに電力データの同意取得フォームを開発するプロジェクトでご一緒していました。そこで開発した内容が、今回の「rimoco+」でやりたいことがほとんど同じだったので、その仕組みを活用するのが一番早いだろうということで、相談させていただいたのがきっかけです。
今回のプロジェクトは、「スマートメーターの電力データを取得するための同意フォームを作る」というものです。
「rimoco+」は家電を遠隔で制御するサービスなのですが、制御の精度を上げるために季節ごとの電力データが必要でした。研究開発寄りの位置づけだったので、時間をかけてじっくりと作り込むよりも、できるだけ早くデータを取り始めたいという思いがありました。
今回のプロジェクトでは、セキュリティ面で特に重視された要件があったとお聞きしています。どのようなご要望があったのか、具体的に教えていただけますか?
杉田 様:
SPIRAL®︎はセキュリティを売りにしているプラットフォームですし、すでに別案件で実績がありましたので、そこはあまり心配していませんでした。周囲からの評判もよく聞いていたので、信頼してお任せしたという形です。
別プロジェクトでは、本人確認のプロセスを踏む必要がありました。一方で、「rimoco+」はマンションに備え付けのサービスなので、「どの部屋に誰が住んでいる」という情報は、弊社の会員基盤側に存在しています。そのため、名前を記入していただくだけでその情報が会員基盤のデータベースと即座に照合・マッチングされ、電力データ協会への同意が成立してスマートメーターのデータがすぐに取得できる状態になるんです。
フォームさえ作れば対応できるというスピード感が、今回はよかったと考えています。
システム構築にあたり、SPIRAL®︎を選ばれた理由を教えてください。

杉田 様:
セキュリティ面の信頼性に加え、過去のプロジェクトで構築した資産をそのまま流用できるという点が大きかったです。
最初のお取引先企業様向けの案件では、4か月超の開発期間を要しました。今回は、そのテンプレートシステムを活かせたので、「rimoco+」向けのカスタマイズに注力する形で短期間での構築が可能になりました。
難しい要件があるなかで、ゴンドラを開発パートナーとして選んでいただいた決め手は何でしたか?また、ゴンドラとの開発はどのように進められましたか?
杉田様:
もともとの選定は私ではなかったので詳しくはわからないのですが、実際に一緒に開発を進める中で一番感じたメリットは、柔軟に対応していただけることです。
研究開発のプロジェクトなので、走り出してから細かい要件が変わることがあったり、最初の段階では細部まで決まっていないこともあります。「このデザインをこうしたい」「このフォームの項目を非活性にしたい」といった変更にも、その都度柔軟に対応いただけるのが本当にありがたいです。

町田様:
ついこの前も項目に関する要望を出したのですが、そちらにも柔軟に対応いただけました。大変助かりました。
杉田様:
コミュニケーションも密に取っていただいていて、電話でもご連絡いただくなど、開発パートナーとして非常に真摯に向き合っていただいています。特に、研究開発のプロジェクトでは要件が変わることも多いのですが、その変化をしっかりキャッチして認識を合わせてくださるのは本当に助かっています。
ユーザー体験(UX)や操作性(UI)の面でも、こだわりはありましたか?
杉田 様:
「rimoco+」はUIを非常に意識しているアプリで、シンプルで柔らかみのあるデザインで統一しています。そのため、同意取得フォームについても、アプリの世界観に沿った色合いやデザインにしたいというオーダーがありました。そこは「rimoco+」の運用チームからも要望があった点で、こだわりを持ってゴンドラさんにお伝えし、しっかり対応いただいたと思っています。
また、アプリの登録情報をフォームに自動反映させる機能を実装した点も大きなポイントです。すでにアプリに登録いただいている氏名や住所などの情報を再度手入力させるのは、ユーザー体験として好ましくありません。自動反映には、お客様の入力負担を最小限にして、離脱を防ぐ狙いがあります。
もともと、この機能はお取引先企業様向けの案件で実現したものですが、同意取得率を高めるうえで非常に有効だと感じていたため、「rimoco+」にもそのまま取り入れました。
既存資産を活かした約2か月という構築期間について、どのように感じられましたか?
杉田 様:
非常に早く進められたと感じています。実際の開発期間としては1か月ほどだったかなと思います。当時、プロジェクトの前任担当者が前回の案件の知見を持っていたこともあり、社内の連携もスムーズでした。
お取引先企業様向けの案件は4か月超の大型開発だったのに対し、今回はその資産を活用できたことで短期間で実現できました。大きな手戻りもなく進められたのは、前回の開発を通じて、お互いの進め方や品質基準を共有できていたことも大きかったと思います。
実際にゴンドラと一緒に開発を行うなかで、社内や利用者からの反応はありましたか?
杉田 様:
想像以上の反響でした。大々的なPRは行わず少額のギフト券キャンペーンのみの実施でしたが、アクティブユーザーの約20%にあたる同意をいただくことができました。
この規模感での20%という高い転換率は、迷わずスムーズに操作できるUIを構築できた成果だと捉えています。
今後、収集したデータをどのように活用していく予定ですか?

杉田 様:
今回構築したフォームで同意を得ることにより、30分ごとの電力データの取得が可能になりました。まずは研究開発目的で、居住者様の電気使用量データと「rimoco+」の操作履歴を突き合わせて分析を進めていく予定です。
将来的には、サービスとして継続的に活用していきたいと考えています。電力データと家電の稼働状況を掛け合わせ、居住者様の手間を介さずにエネルギー効率の最適化を図るなど、当社ならではの先進的なサービス開発に活かしていく考えです。
電力データと家電操作履歴を組み合わせた取り組みは、当社のオリジナルな強みになっていくと考えています。データを取得できるようになったこと自体がまだ最近の話なので、早い段階でフォームを構築できたのは本当によかったですね。
ゴンドラの支援内容や対応について、全体を通して評価している点があれば教えてください。
町田様:
迅速にリクエストに応えていただけて、コミュニケーション面でも不満を感じることなく進められました。改修対応やコミュニケーションがスムーズだったことが、特によかった点です。
杉田様:
これまで何社か開発パートナーとお仕事をしてきましたが、ゴンドラさんの特徴は“柔軟な対応”と“コミュニケーションを密に取ってくださること”だと感じています。状況に応じて電話なども交えながらタイムリーにご連絡いただけるため、安心感が非常に強いですね。
要件が変わった際にも都度キャッチして認識合わせをしてくださるのが、特にありがたいと感じています。
本日はどうもありがとうございました。

※本事例ページに記載された内容は初掲載当時のものです。
(2026年3月24日掲載)


